顔の骨は年齢とともに変わる?|OSTEO®が「顔の骨」に着目する理由
更新日:10月7日
年齢とともに顔が変わって見えるのは、肌だけの問題ではありません。
しわ、たるみ、頬の位置、目元のくぼみ。こうした変化というと、皮膚や脂肪、表情筋に目が向きがちです。
しかし、そのさらに深いところで顔を支えている顔面骨格そのものも、成人後に少しずつ形を変え続けています。
OSTEO®では、肌だけを見るのではなく、その土台となる骨から顔を考えることを大切にしています。
顔の骨は、大人になったら変わらないわけではない
顔の骨は、成人した時点で完成し、その後ずっと同じ形を保つわけではありません。
Shawらは、20~40歳、41~64歳、65歳以上の男女計120名の顔面CTを3次元的に解析しました。
その結果、加齢に伴って、眼窩は広がり、上顎周囲の角度は変化し、鼻の骨性開口部は大きくなり、下顎骨では長さや高さ、角度が変化することが示されました。
さらに2025年には、SifilとKahnが同じ参加者を約21年間にわたり3回CT撮影した縦断研究を報告しています。
平均年齢は約45歳、56歳、65歳と推移し、顔面骨格を21項目に分けて追跡した結果、顔の骨は20年以上にわたって継続的にリモデリングしており、その変化はすべての部位で一定速度ではないことが明らかになりました。
特に眼窩周囲では、年齢が上がるにつれて変化が加速することも確認されています。
つまり、顔の加齢変化は、皮膚が変わる脂肪が変わる筋肉が変わるだけではありません。
その下にある骨格そのものも変化しているのです。
特に意識したい「顔の4つの骨格ライン」
顔の骨を考えるとき、OSTEO®では顔全体をむやみに押すのではなく、変化しやすい骨格の位置を確認しながら刺激していきます。
特に意識したいのが、次の4つです。

顎のライン下顎骨では、加齢に伴って下顎体の長さや高さが減少し、下顎角が大きくなることが報告されています。2025年の縦断研究でも、下顎角の増大や下顎体長、下顎枝高の減少が確認されました。フェイスラインの土台そのものが、年齢とともに変化しているということです。
頬骨を含む中顔面のライン頬の見た目は頬骨だけで決まるわけではなく、上顎骨、眼窩下縁などを含む中顔面全体の立体構造に支えられています。研究では上顎骨の角度が年齢とともに変化しており、中顔面の骨格支持そのものが変わっていくことが示されています。
眼窩―目の周りの骨ここは特に重要です。2011年の研究では眼窩の幅と面積が加齢とともに増加し、2025年の約21年間の縦断研究でも、眼窩面積の拡大は調べた項目の中でも特に大きな加齢変化を示しました。「年齢とともに目の周りがくぼんで見える」という変化には、皮膚や脂肪だけでなく、その土台となる眼窩周囲の骨格変化も関係すると考えられています。
鼻筋・鼻の周囲鼻の穴の骨性部分である梨状口も、加齢とともに面積が拡大することが報告されています。鼻そのものの軟骨だけではなく、鼻を囲む上顎骨を含めた骨格も変化します。
顔の見た目を考えるなら、表面だけではなく、その下にある骨格の変化も無視できない。
これがOSTEO®で顔の骨に着目する大きな理由です。
今日から顔の骨に刺激を与えて、顔の老化を防いでいきましょう!
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研究情報
Shigeno N, Yoshida M, Miyamoto K, Kurosaka S. Effects of Cranial Bone Strengthening Program on Facial Skin Condition. ICLEW 2025.
▶ 顔の骨と美容について、さらに知りたい方へ。
OSTEO®の顔の骨に関する研究・実践を詳しくご紹介しています。
執筆者
黒坂 志穂(くろさか しほ)
広島大学 准教授/株式会社OSTEO 代表取締役。骨に着目した運動プログラムOSTEO®の開発と効果検証に取り組んでいます。



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