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自宅の運動で骨密度は変わる?オンラインOSTEO®を4か月続けた40代女性の研究

10月1日
読了時間: 2分

更新日:10月8日

教室に通わなくても、自宅で動画を見ながら運動するだけで骨の健康に意味はあるのでしょうか。


広島大学と東広島市の研究では、平均45歳前後の女性40名を、体操群20名と対照群20名に分けました。


体操群がオンデマンド配信型の運動を4か月続け、両群でかかとの骨の指標、歩行速度、足指の力などを評価しました。

この記事の要点|体操群では、かかとの骨の指標が有意に上昇し、歩行速度と足指の力にも改善がみられました。

研究で何を調べたのか


40名を体操群20名と対照群20名に無作為に分けました。体操群は、オンラインのフィットネスコミュニティで運動を4か月続けました。


学会発表時の名称はSMILE体操です。現在OSTEO®では、この一連の骨に着目した運動研究をOSTEO®研究として紹介しています。

女性の身体に骨格を重ね、運動や食事の場面を添えた概念イラスト
骨と身体の動きに目を向けるイメージ。研究では女性40名を体操群20名と対照群20名に分け、4か月の変化を調べました。

4か月の前後で、かかとの骨の超音波指標、6m速歩、足指の力、唾液中の分泌型免疫グロブリンA(SIgA)などを評価しました。


研究で分かったこと


  • かかとの骨の指標(SOS)が有意に上昇

  • 対照群ではSOSが低下

  • 4か月後の歩行速度は体操群が対照群より有意に速かった

  • 足指の力も体操群で改善

  • SIgAの値も体操群で上昇


女性の身体に背骨と骨盤を重ねた概念イラスト
骨と身体の動きを意識するイメージ。研究で評価したのは、骨の超音波指標(SOS)、歩行、足指の力などです。

SIgAの上昇は、感染症が減ったことや『免疫力が上がった』ことを直接意味するものではありません。


この研究から言えること・言えないこと


自宅で動画を見ながら行う運動でも、4か月継続した群で骨・歩行・足部機能の指標に変化がみられました。


一方、腰椎や大腿骨のDXA骨密度、骨折予防効果、閉経後の長期的な骨減少を防ぐ効果を確認した研究ではありません。


関連記事



研究情報


Kurosaka S, Honda K, Okada M, et al.


Effects of the on-demand SMILE exercise on bone strength and salivary immunoglobulin A.


Sports Medicine Australia 2021.(学会ポスター)


▶ 骨に有効な体操はこちら。

OSTEO®の動画配信では、骨・姿勢・動きの考え方を実践しながら学べます。



執筆者


黒坂 志穂(くろさか しほ)


広島大学 准教授/株式会社OSTEO 代表取締役。骨に着目した運動プログラムOSTEO®の開発と効果検証に取り組んでいます。

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