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女子長距離選手の骨密度を守るには?高校生ランナーのOSTEO®研究

10月1日
読了時間: 2分

更新日:10月8日

長距離を走る女子選手にとって、骨の健康は競技継続に関わる重要なテーマです。


では、練習量を増やさず、ウォームアップの中で骨と足部をケアする方法はあるのでしょうか。


高校女子長距離選手20名を対象にした研究では、通常のウォームアップに足の骨に着目したOSTEO®を加えました。


この研究では、かかとの骨と足裏の機能を評価しました。

この記事の要点|1回15分・週5回・3か月のOSTEO®期間の変化を調べました。

かかとの骨の指標と、前足部・足裏全体の接地面積に有意な改善がみられました。

研究で何を調べたのか


対象は高校女子長距離選手20名。クロスオーバー形式で、OSTEO®を行う期間と通常のウォームアップ期間を比較しました。

女性の立位と足部・下肢の骨格を示すイメージ図
足部と下肢の骨格を示すイメージです。研究の実施動作や測定結果を再現した図ではありません。

OSTEO®は1日15分、週5回、3か月。かかとの超音波指標、足底圧、足指の力、ヘモグロビン、疲労の質問票などを評価しました。


研究で分かったこと


  • かかとの骨の指標(SOS・YAM)が有意に上昇

  • 前足部と足裏全体の接地面積が有意に増加

  • 足指の力・ヘモグロビン・疲労質問票には有意な変化なし



この研究から言えること・言えないこと


女子長距離選手が通常練習に短時間の足部運動を加えた期間に、骨の指標と足裏の接地に変化がみられました。


一方、疲労骨折が減ることや、月経・エネルギー不足を改善することを示した研究ではありません。


骨はかかとの超音波で評価しており、DXA骨密度を測った研究でもありません。


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研究情報


Miyamoto K, Yoshida M, Shigeno N, Kurosaka S. Effects of OSTEO on Bone Density and Foot Function


in High School Female Distance Runners. ICLEW 2025.


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執筆者


黒坂 志穂(くろさか しほ)


広島大学 准教授/株式会社OSTEO 代表取締役。骨に着目した運動プログラムOSTEO®の開発と効果検証に取り組んでいます。

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